Chromeでしばらく見ていなかったタブに戻ると、勝手に更新(再読み込み)されてしまう。その原因のほとんどはメモリセーバーです。Chromeはメモリを節約するため、しばらく使っていないタブを休止させます。休止したタブはクリックした瞬間に再読み込みされるので、読んでいた位置が先頭に戻ったり、一時停止していた動画が最初から始まったり、サイトによってはもう一度ログインを求められたりします。
Chromeのタブが勝手に更新されないようにするには、設定 → パフォーマンスを開き、必要なサイトを常にアクティブにするサイトに追加するか、メモリセーバーをオフにします。表示中のタブが目の前で再読み込みされる場合は、拡張機能、Webサイト自体、タブのクラッシュなど、別の原因が考えられます。この記事では、原因ごとの見分け方と、パソコン・Android・iPhoneそれぞれの止め方を解説します。
Chromeがタブを再読み込みする原因は、主に次の5つです。パソコンの場合は、ほとんどが1つ目です。
タブがいつ再読み込みされるかに注目すると、たいてい原因が分かります。
| 起きていること | 考えられる原因 | 対処する場所 |
|---|---|---|
| しばらくしてからタブに戻ると再読み込みされる | メモリセーバー | 設定 → パフォーマンス |
| スマホでアプリを切り替えるとタブが再読み込みされる | スマホがメモリを解放した | 開いているタブやアプリを減らす |
| 見ている最中に一定間隔で再読み込みされる | 拡張機能、またはWebサイト | シークレット ウィンドウと別のブラウザで試す |
| 再読み込みの前にエラーページが出る | タブのクラッシュ | 重いタブを閉じてChromeを更新する |
メモリセーバーが原因かどうかを確かめるには、アドレスバーにchrome://discardsと入力します。開いているタブの一覧と、それぞれのタブが破棄(休止)された回数が表示されます(このページは英語表示です)。
まずは方法1から試してください。大事なサイトは読み込んだままにしつつ、ほかのタブではメモリの節約を続けられます。
方法1:特定のサイトを常にアクティブにする(おすすめ)
方法2:タブが休止するまでの時間を長くする:同じページで、メモリセーバーのモードを選べます。適度はタブが非アクティブになるまでの時間が長く、バランス重視(推奨)はその中間、最大は最も早く非アクティブにします。メモリに余裕があり、再読み込みが気になる場合は適度を選びましょう。
方法3:メモリセーバーをオフにする:メモリセーバーのスイッチをオフにすると、Chromeはタブを非アクティブにしなくなります。そのぶんメモリの使用量は増えるので、メモリの少ないパソコンで多くのタブを開くと、Chromeやほかのアプリが重くなることがあります。
方法4:Chromeを再起動するまで1つのタブを守る:chrome://discardsを開き、対象のタブのAuto Discardable列にあるToggleをクリックします。そのタブは破棄されなくなりますが、Chromeを再起動すると設定は元に戻ります。
なお、もともと非アクティブにならないタブもあります。Googleによると、音声や動画の再生・通話中、画面共有中、ページ通知、ダウンロード中、一部記入済みのフォームがあるタブ、固定タブ、USBやBluetoothのデバイスに接続中のタブは、メモリセーバーの対象外です。タブを固定(ピン留め)するだけでも、手軽に再読み込みを防げます。
スマートフォン版のChromeには、メモリセーバーのスイッチも、タブを読み込んだままにする設定もありません。バックグラウンドのアプリからいつメモリを回収するかはAndroidやiOSが決めていて、Chromeに戻るとページが再読み込みされます。完全に止めることはできませんが、次の方法で起こりにくくできます。
同じページをシークレット ウィンドウで開いてみてください。シークレット モードでの実行を許可していない限り、拡張機能はシークレット ウィンドウでは動きません。そこで再読み込みが止まれば、原因は拡張機能です。chrome://extensionsを開き、再読み込みが止まるまで拡張機能を1つずつオフにして確かめます。
Auto Refresh Pageを使っている場合は、アイコンをクリックして更新リストタブを開きます。更新タイマーが設定されているすべてのページと、その間隔が表示されます。不要なものは一時停止するか削除しましょう。上部の実行中スイッチで、すべてをまとめて一時停止することもできます。ブラウザ起動時に自動更新を開始にチェックが入っていると、保存したタイマーはChromeを起動するたびに再開するため、何週間も前に設定したタイマーがまだ動いていることもあります。詳しくはアクティブタブリストの管理方法をご覧ください。
https://mail.example.com/inbox
https://news.example.com/live
https://dashboard.example.com/sales
ページは自動更新したいけれど、操作中には更新してほしくない場合は、タイマーはそのままにして、ページを操作したときの動作を変えましょう。詳細オプションのユーザー操作時の更新動作で、クリックや入力をしたときにカウントダウンを停止・一時停止・リセットできます。詳しくはユーザー操作時の更新動作(停止・一時停止・リセット)をご覧ください。
同じページをMicrosoft EdgeやFirefoxなど、別のブラウザで開いてみてください。そこでも再読み込みされるなら、サイト側が更新しています。決まった秒数で再読み込みするようブラウザに指示する更新用のタグが入っているページや、新しい見出し・スコア・価格を表示するためにJavaScriptで再読み込みするページがあります。
サイトが自分で行う再読み込みを止める設定は、Chromeにはありません。サイト側に「自動更新」や「ライブ更新」などの切り替えがないか探すか、トップページではなく個別の記事ページなど、自動で更新されないページを開きましょう。
再読み込みの前に「問題が発生しました」などのエラーページ(英語版では "Aw, Snap!")が表示される場合は、タブのメモリ不足か不具合です。使っていないタブを閉じ、Chromeを最新版に更新して(︙メニュー → ヘルプ → Google Chrome について)、再起動してください。特定のサイトだけ何度もクラッシュする場合は、拡張機能をオフにして試してみましょう。拡張機能がページのクラッシュを引き起こすこともあります。
逆の悩みを持つ人もいます。自動更新の拡張機能で、ダッシュボードや受信トレイ、監視中のページをバックグラウンドのタブで再読み込みしているのに、メモリセーバーがそのタブを休止させてしまうケースです。休止したタブは再読み込みできないため、クリックするまでページは古いままになります。
Auto Refresh Pageは、ChromeとMicrosoft Edgeでこの問題を自動的に防ぎます。更新タイマーが動いているタブは、休止させないようブラウザに指示します。タイマーを止めるとタブは通常の状態に戻り、メモリセーバーの対象になります。サイトのログイン状態も保ちたい場合は、Chromeでセッションを維持する方法もあわせてご覧ください。
ほとんどの場合、サイトを常にアクティブにするサイトに追加するだけで、Chromeのタブが勝手に更新されるのを止められます。ページをいつ再読み込みするかを自分で決めたい場合は、Auto Refresh Pageで間隔を設定し、カウントダウンを確認しながら、いつでもタイマーを止められます。Chrome、Edge、Firefoxで無料で使えます。手動で再読み込みする方法は、タブ・Webサイトを再読み込みする方法をご覧ください。
多くの場合、メモリセーバーが原因です。Chromeはメモリを節約するため、しばらく使っていないタブを休止させ、休止したタブはクリックしたときに再読み込みされます。ほかに、スマートフォンがバックグラウンドのタブを閉じた、拡張機能が再読み込みしている、サイト自体が自動更新している、タブがクラッシュした、といった原因もあります。
設定 → パフォーマンスを開き、「常にアクティブにするサイト」の右側にある「追加」をクリックして、再読み込みしたくないサイトを追加します。メモリセーバーのモードを「適度」にしてタブが休止するまでの時間を長くする方法や、メモリセーバーをオフにする方法もあります。
重くなることがあります。メモリセーバーをオフにすると、開いているタブがすべてメモリを使い続けます。メモリの少ないパソコンで多くのタブを開くと、Chromeやほかのアプリが遅くなる場合があります。通常はメモリセーバーをオンのままにして、必要なサイトだけを例外に追加するのがおすすめです。
スマートフォンはメモリが少ないため、AndroidやiOSがバックグラウンドのアプリやタブを閉じます。Chromeに戻るとページが再読み込みされます。これを止める設定はありませんが、不要なタブやアプリを閉じると起こりにくくなります。
そのサイトを「常にアクティブにするサイト」に追加するか、タブを固定してください。固定タブはメモリセーバーで非アクティブになりません。Chromeを再起動するまで1つのタブだけを守りたい場合は、chrome://discards を開き、そのタブの Auto Discardable 列にある Toggle をクリックします。
メモリセーバーが休止させるのは使っていないタブだけなので、拡張機能かWebサイト自体が原因です。シークレット ウィンドウで開いて再読み込みが止まれば拡張機能、別のブラウザでも再読み込みされればサイトが自分で更新しています。
休止したタブではタイマーが止まることがあります。Auto Refresh Pageは、ChromeとEdgeでこれを防ぎます。更新タイマーが動いているタブは休止させず、タイマーを止めると通常の状態に戻ります。