多くのWebサイトは、一定時間操作がないと自動的にログアウトします。OWASPのセッション管理ガイドラインによると、一般的な無操作タイムアウトは、重要度の高いアプリケーションで2〜5分、リスクの低いアプリケーションで15〜30分です。少し席を外しただけでログイン画面に戻され、作業内容が消えてしまうこともあります。
Chromeでセッションを維持するには、タイムアウトになる少し前にページを再読み込みします。再読み込みのたびにサイトへ新しいリクエストが送られ、無操作タイマーがリセットされます。Auto Refresh Pageを使えば、これを自動化できます。サイトのタイムアウトより短い間隔を設定し、リセットを選べば、本当に操作していないときだけページが再読み込みされます。
現在のタブのみを更新
ウェブページに視覚タイマーを表示
ユーザー操作時の更新動作
ハードリフレッシュ
よくある原因は5つあります。ページの再読み込みで解決できるのは、最初の1つだけです。
ログインすると、サイトはブラウザにセッションCookieを保存し、最後に操作した時刻を記録します。ページを読み込むたびにそのCookieが送られ、サイトは無操作の時間をリセットします。ページ内で無操作時間を数えてカウントダウンのポップアップを表示するサイトもありますが、再読み込みするとページが新しく読み込まれるため、そのカウントダウンも最初からになります。
タイムアウトになる前に再読み込みが届けば、セッションは維持されます。特別な技は必要ありません。サイトの制限より少し短い間隔で確実に動くタイマーがあれば十分です。
ハードリフレッシュするとログアウトされる? いいえ。Auto Refresh Pageのハードリフレッシュは、ブラウザのキャッシュを使わずに読み込むだけです。Cookieは残るので、セッションはそのまま維持されます。ただし、セッションの維持には通常の更新で十分で、そのほうがサイトへの負荷も軽くなります。
サイトの無操作タイムアウトの約3分の2を目安にしましょう。再読み込みが遅れたり、接続が一瞬切れたりしても余裕があります。
| サイトの無操作タイムアウト | おすすめの更新間隔 |
|---|---|
| 5分 | 3分 |
| 10分 | 7分 |
| 15分 | 10分 |
| 20分 | 15分 |
| 30分 | 20分 |
| 60分 | 45分 |
| 不明 | 10分(その後調整) |
必要以上に短くしないでください。数秒ごとに更新しても、ログイン状態が保たれやすくなるわけではありません。サイトへの負荷が増えるだけで、短い間隔の再読み込みに対してCAPTCHAを表示するサイトもあります。
保存したページは、それぞれの間隔で更新リストに入ります。たとえば、タイムアウトが30分のCRMは20分ごと、10分のサポートポータルは7分ごとに更新できます。ポップアップ上部の実行中スイッチで、すべてをまとめて一時停止・再開できます。複数のURLを管理する方法もご覧ください。
Chromeを再起動した後もルールを復元するには、ブラウザ起動時に自動更新を開始にチェックを入れます。ただし、Chromeを閉じるときにCookieが削除される設定の場合は、先にもう一度ログインする必要があります。
ページを再読み込みせず、バックグラウンドで小さなリクエストを送ってセッションを維持する拡張機能もあります。うまく動けば便利ですが、そのリクエストを操作として扱うかどうかはサイトの作り次第です。ページの再読み込みは通常のアクセスと同じなので、ほとんどのサイトで無操作タイマーがリセットされます。再読み込みには作業を中断されるという欠点がありますが、リセットモードならそれを防げます。ページが再読み込みされるのは、操作しない状態が設定時間続いたときだけです。
無操作タイムアウトは、アカウントを守るための仕組みです。次のような場合は、タイムアウトをそのまま有効にしておきましょう。
自分のパソコンでも、席を離れるときは画面をロックしましょう。WindowsはWindowsキー+L、MacはControl+Command+Qです。
作業中に勝手にログアウトされる原因は、ほとんどが無操作タイムアウトです。その制限より少し短い間隔で更新すればログイン状態が保たれ、リセットモードなら作業の邪魔にもなりません。Auto Refresh Pageで一度設定して、何度もパスワードを入力する手間から解放されましょう。拡張機能を入れたくない場合は、拡張機能なしでChromeのページを自動更新する方法をご覧ください。
多くの場合は維持されます。ログアウトの原因の多くは無操作タイムアウトで、ページの再読み込みは操作として扱われ、サイトの無操作タイマーがリセットされるためです。ただし、操作の有無に関係なく決まった時間でログアウトさせる絶対タイムアウトは、更新しても延ばせません。
サイトの無操作タイムアウトの約3分の2が目安です。たとえば、タイムアウトが15分なら10分ごと、30分なら20分ごとに更新します。タイムアウトが分からない場合は10分から始めて調整してください。
いいえ。Auto Refresh Pageのハードリフレッシュは、ブラウザのキャッシュを使わずに読み込むだけで、Cookieは残ります。そのためセッションは維持されます。ただし、セッションの維持には通常の更新で十分です。
リセットモードなら心配ありません。ユーザー操作時の更新動作にチェックを入れてリセットを選ぶと、クリックやキー入力のたびにカウントダウンが最初からになり、操作しない状態が設定時間続いたときだけページが再読み込みされます。
維持されません。スリープ中は何も動かないため、セッションが切れることがあります。画面をロックしているだけなら、パソコンが起動していてインターネットに接続されている限り問題ありません。
自分専用のパソコンで、リスクの低いサイトに使う分には問題ありません。共用・公共のパソコン、銀行や決済サイトでは使わないでください。仕事用のシステムでは、事前に会社のITポリシーを確認してください。